金時塚
【きんときづか】
頼光四天王の一人である坂田金時の墓と伝わるものが、豊川市にある。
源頼光は、ある時、坂田金時らを率いて東国の朝敵を討ちに行った。途中、この地に立ち寄り、平井にある東林寺に朝敵征伐を祈願したという。これが縁となり、東林寺には坂田金時の念持仏が安置され、さらにこの東林寺のそばに金時の墓(塚)が作られたという。
<用語解説>
◆坂田金時
源頼光四天王の一人。幼名を金太郎。足柄山で生まれたとされる。史伝としては、寛弘8年(1012年)に美作国にて病死したとされる(現在もその地には坂田金時の墓と称するものがある)。
アクセス:愛知県豊川市平井町