淀洞門

【よどのどうもん】

竹野海岸切浜にある海蝕洞である。高さ15m、奥行き約40mの大きさで、岩の亀裂を波が浸蝕して作られたものであるとされる。

伝説によると、この洞門に「淀の大王」と呼ばれる鬼の集団が住み着いて、近隣で暴れ回っていた。出雲へ帰る途中にその話を聞いた素戔嗚尊が、この地に立ち寄って鬼の集団を征伐したという。現在でも、この洞門周辺には、この時の素戔嗚尊の行動を示す地名が残されている。

アクセス:兵庫県豊岡市竹野町

鳥取

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