【しんせきしろいし】
町の中心部に近いところに、直系1mほどの石が垣根に囲まれるようにしてある。この灰色っぽい石が神石白石であり、“白石”の地名の由来となっている。伊達家の家臣であった片倉氏が治めていた頃には朱塗りの玉垣に囲われていたとされ、古くから不思議な石として大切にされてきたようである。おそらく古代には磐座として認知されてきた歴史があるものと推測される。
伝説として知られているのは、この石の根は深く、仙台の根白石(泉区)と地下で繋がっているという話である。直線にして40数km離れているが、この伝説は長く信じられており、この伝説を元に今では縁結びのご利益があると大いに宣伝されている。
アクセス:宮城県白石市沢端町